太陽電池モジュールの種類

太陽電池モジュールにはいくつか種類があります。種類により、最大出力や発電効率の特性が異なりますので、基本的な知識として押さえておきましょう。

単結晶シリコン系太陽電池モジュール

SHARP 太陽電池モジュール NQ-195AA

SHARP NQ-195AA


高純度シリコン単結晶ウエハを半導体基板として利用した太陽モジュールで、ほかのシリコン型太陽電池に比べ、変換効率が高いという特性をもちます。しかし、単結晶シリコンの製造コストが高いことから、製品が高価になるという欠点もあります。
また、高変換効率が出やすいため、国の補助金対象になる変換効率も16.0%以上と最も高くなっています。

単結晶シリコン系ハイブリッド型HIT太陽電池モジュール

パナソニック HIT233シリーズ

パナソニック HIT233


パナソニックのHITシリーズは、単結晶シリコン系に分類されますが、結晶シリコンとアモルファスシリコンを積層した独自の技術の太陽電池モジュールです。高変換効率、熱に強く気温での変換効率差が少ない、などの特徴があります。

多結晶シリコン系太陽電池モジュール

シャープ 多結晶モジュール ND-170AA

SHARP ND-170AA


結晶の粒径が数mm程度の多結晶シリコンを利用した太陽電池で、他のシリコン半導体素子の製造過程で生じた端材などを利用できるため、製造コストが安価であるというメリットがあります。
一方、変換効率は単結晶と比べると低く、単位面積あたりの総出力はあまり高くありません。

CIS薄膜太陽電池モジュール

CIS薄膜太陽電池モジュール

ソーラーフロンティア SF150-K

CIS薄幕太陽電池モジュールは分類としては化合物系に分類されます。パネルの原材料はシリコンの代わりに、Cu(銅)、In(インジウム)、Se(セレン)を用いて作られています。シリコンは太陽電池のみならず、おもに電子部品の材料としても多く利用されているため、シリコン系太陽光パネルの生産量が増えることで、シリコンの相場の高騰や確保難が懸念されていました。
しかし、CIS薄膜太陽電池では、シリコンを利用していないため、シリコン調達やシリコン価格の高騰とは無縁に生産できるため、今後の主流太陽電池として注目されています。
また、比較的天候が曇りの場合の発電量に優れているとされており、1年間の総発電量で見るとシリコン系太陽電池よりも有利な場合もあります。