太陽光発電メーカー(国内編 その2)

三菱電機

三菱電機も、シャープ、京セラと共に比較的早いタイミングから、住宅用太陽光発電に取り組んできたメーカーです。三菱電機の太陽光発電システムの特徴は、太陽電池モジュールではなく、高変換効率のパワーコンディショナーです。

三菱パワーコンディショナー

三菱電機 PV-PN40G

その変換効率は、97.5%を実現しており、国内の住宅用太陽光発電システムでは一番の変換効率を誇っています。
太陽電池モジュールで発電された電気はパワーコンディショナーを通して家庭で使える電気になりますので、パワーコンディショナーの変換効率が低ければ、使える電気は少なくなってしまいます。つまり、パワーコンディショナーの変換効率が高いということは、太陽電池モジュールの発電量が多いということと等価です。

太陽電池モジュールは性能的には特筆すべき点はないものの、形のバリエーションを多く用意しており、なるべく屋根に効率よく設置できるような製品ラインナップになっています。

ソーラーフロンティア

ソーラーフロンティアは昭和シェル石油が100%出資している太陽光発電システムの専業メーカーです。ソーラーフロンティアの特徴はなんといっても、CIS太陽電池です。
CIS太陽電池は、主成分にシリコンを使わず、主に銅(Copper)、イリジウム(Indium)、セレン(Selenium)を用いており、その頭文字をとってCISと呼ばれています。CIS太陽電池は薄膜系太陽電池の中では最も変換効率が高いとされています。

CIS薄膜太陽電池モジュール

ソーラーフロンティア SF150-K

CIS太陽電池はシリコン系の太陽電池と比較して変換効率は低いのですが、「高温時の出力ロスが少ない」「部分的な影の影響がすくない」などシリコン系にはない特徴があり、年間を通しての総発電量はシリコン系と引けを取らない場合もあるようです。
また、CIS太陽電池はその素材から太陽電池モジュールが黒色であり、屋根に設置した場合の見栄えもよくなりますので、デザインにもこだわる方は要チェックのメーカーです。

長州産業(CIC)

長州産業は山口県にある住宅関連機器のメーカーです。パナソニックのHITのOEM製品も扱っていますが、独自の単結晶製品もあります。
特徴としては、太陽電池を本社敷地内の工場で一貫生産していることで、高い品質と低コストを両立していることです。太陽光発電のモジュールの変換効率も、他の大手メーカーと比較しても遜色ない値が出ています。